導子極板について

導子極板は,その状態が還元電子治療器の性能を左右する重要な付属品で,消耗品です。適正時期での導子極板の交換や適正な取り扱いをお願い致します。

Page Contents

導子極板の交換

導子極板AC・ACsは使用時間に応じて劣化する消耗品です。消耗が進むと製品の性能維持が困難になるため,レルテックは1年ごとの交換を推奨しています。
導子極板BD・YD/対極板BD・YDには使用時間に応じた劣化がみられないため,1年ごとの交換は不要です。

導子極板の取り扱い

湿った状態は導子極板の劣化を進めます。

使用に伴い導子極板装着部位が発汗した場合などには,導子極板装着部位を必ず乾かしてください。
湿った導子極板カバーは交換してください。
使用していないときには,導子極板AC・ACsと導子極板BD・YDの面を接触させずに保管してください。

導子極板や対極板には表裏がありません。

両面を交互使用することによって,湿った状態や劣化を軽減させることができます。

導子極板を湾曲させて治療しないでください。

湾曲した部分に負担がかかり,劣化が進みます。

導子極板AC・ACsと導子極板BD・YD/対極板BD・YDが接触した状態で通電しないでください。

これらの導子極板/対極板が接触していないことを確認のうえ,通電してください。

導子極板ケーブルの断線について

導子極板ケーブル,特にケーブルとプレート(人体に装着する部分)の接続部周辺に対して,持続的に同一方向の力が加わった場合,または短い時間でも大きな力が加わった場合,導子極板ケーブルが下図のように断線することがあります。

ケーブル断線を防止するため,次の事項に注意いただくようお願い致します。

  1. ケーブル,特にケーブルとプレートの接続部分周辺を強く折り曲げない,または折り曲げた状態のまま使用しない。
  2. ケーブルに重い物を載せない。
  3. ケーブルをねじったり,ケーブルとプレートの接続部分を引っ張ったりしない。
  4. ケーブルを極端に小さく丸めない(小さな直径で束ねない)。

ケーブルやプレートが少しでも破れたり,痛んだときには,使用せず,新品に交換してください。

Page Contents